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仏壇・仏具・神具について |
お仏壇の種類 |
金仏壇 |
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(塗仏壇ともいう。漆塗り金箔押し飾金具打ち)江戸時代(1660年代)から 作られだしたもので、その形は現在でもあまり変わっていません。
白木で作った物を塗り金箔を押し、彫刻や金具で飾ります。
10以上の工程を踏んで製作される豪華なものです。 宗派によりほぼ形が定まっています。 修理選択しても美しく長もちさせることができます。 |
唐木仏壇 |
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中国、印度、東南アジアに産する紫壇、黒壇、花梨などの丈夫で美しい木材を 仏壇に使用したもので、明治末期から作りはじめられました。
最近は桜など国内産の木材も使われています。 取扱いが楽なので、一般にもよく使われています。
宗派による形の区別はありません。 |
仏間について |
仏間をつくるときの注意点 |
まず仏間をつくるときの注意点として、安置をする仏壇の大きさを決めてからつくることです。 仏間をつくって、その後、気に入った仏壇を購入した際、サイズが合わなかったという例が数多くあります。
次に注意することは、仏間の床です。 仏壇はかなり重量がありますので、床は頑丈なもので、また水平に保つことが大切です。 |
アパートでの仏壇の安置について |
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テレビやステレオ、タンスなどを少し動かせば、安置場所は確保できると思います。 また小さなスペースに安置できる仏壇もあります。(上置仏壇)
また、戸建てでは小型仏壇・中型仏壇を、スペースに余裕があるご家庭には大型仏壇をお勧めいたします。 |
仏壇のお手入れ |
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一掃除、二勤行、三学問といって、なによりも清掃し
キレイにすることを重視する宗派もあるほどですから、仏壇は常に清浄にしましょう。
漆塗りのところ
やわらかい布地で空拭きするようにします。
堅い繊維質の布を使いますと、傷が付きやすいので 注意しましょう。
金箔のところ
軽く毛バタキではらいます。
直接手で触れたり、拭いてはいけません。
金具・仏具
金具には真鍮が用いられています。
真鍮も金箔同様に塩分を嫌います。
汗ばんだ手では触らないようにします。
仏具は磨き油(真鍮みがき)で磨きます。 |
仏壇の開眼式 |
仏像や仏画、曼荼羅、塔姿、石塔、位牌などを新しく造ったり、修復したりするというときには僧侶を招いて 荘重に供養を行います。
この儀式を経てはじめて、仏師の手になった彫像など、単に形のある木石だったものも 霊験ある「尊像」に生まれかわることになるのです。
そこで、こうした供養のことを「開眼式」または「供養開眼」といいます。 |
仏具について |
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お仏壇はご本尊と位牌を安置し、仏具によって荘厳(しょうごん)して初めて仏壇として 機能をはたすことになります。 荘厳とは美しく整え飾るという意味です。
仏具はご本尊を供養すると共に、ご先祖や亡き人を供養するためのものです。 供養は、お花、線香、灯明、ご飯、お茶などによって行われますが、そのための道具が仏具であります。
お仏壇へのお供えの仏具のうちで、「お花(花立)・線香(香炉)・灯明(ロ−ソク立)」を三具足、五具足と言い、最低限必要な仏具とされています。 三具足は、向って左側に花立、中央に香炉、右側にロ−ソク立の仏具を配置します。
五具足は、左右の外側に花立を2つ、その内側にロ−ソク立を2つ、そして中央に香炉を1つ配置します。 線香は、仏様を供養し自らの不浄な心身を清めるためのもの、お花は、仏様のお慈悲を象徴するもの、 灯明は、仏様の智恵を象徴するものです。 つまり、自分がおまいりする時は、まず最初に心身を清め、そのうえで仏様のお慈悲の心と智恵の光によって 身守られていることを実感するために供えるのです。
さらに、ご飯をお供えする仏器、お茶やお水をお供えする茶湯器、お菓子や果物をお供えする高月、 線香を入れておく線香差、マッチのカスを入れるマッチ消、お仏壇の中を明るくするための吊灯籠、 読経の始まりを知らせるおリン等の仏具があります。
仏具の大きさは、お仏壇の大きさに合わせて選ぶことが大切です。 |
神具について |
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家庭に神棚を設けるのは、その家の繁栄と平和を祈るためです。 神棚は、南または東向きがよいとされており、下をくぐり抜けないような場所を選びましょう。
宮形は神社の社殿をかたどったヒナ形で、その中に神札をおまつりします。 神棚に参拝するときは、手を清め、口をすすぎ、二拝し(二度深くお辞儀をする)、二拍手一拝します。 |
〒758-0025 山口県萩市大字土原480-4 TEL:0838-25-4444 |
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